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2015年8月31日月曜日

ラスターベクター

やっと動くようになりましたが、この配線状態ではいつ何が起きてもおかしくなので
箱を作ることにしたのですが箱を作るのにも箱の設計は?彫刻の設計は?となります。

商業用レーザーカッターは専用ソフトなりがあり、同じデータでカット、彫刻とできるみたいですが
この自作カッターでそんな物はありません・・・・(^_^;)

で、カット、彫刻と二度加工をする必要があります。

箱の外形等は2DCADでベクター加工、彫刻はラスター加工をするので
フォトショップ等のお絵かきソフトで行います。


まずはJWCADでフロントパネルをお絵かきです、
これをJWW→NCVC→MACH3に送りベクター加工を致します。

次にこれの外形に合わせた彫刻用データをお絵かきソフトで作成致します

CADではないので作成がものすごく大変です(^_^;)

これを反転して


LASER ENGRAVE用のデータを作成致します。

その前に・・・・・・

原点合わせのためガイドをテーブルに・・・・・

まずは画用紙をテーブルに貼って


機械のXY原点にヘッドを合わせ


XY方向にカットします

カットした端面にL字アングルを合わせ

アルミテープで貼付けます



これで素材をアングルにあてて置けば毎回原点を合わせられます。



でまずは彫刻から行い次にカット





で部品を取り付け・・・・・・ようと思ったら
ドリルの皿モミの時に割ってしまいました(^_^;)




















色が違う?



実はここから半日ハマリました、同じように彫刻から始めたのですが
段々文字の位置がズレてしまうのです。

当然機械を疑います、だって自作ですから・・・・

XYの直角が合ってるのかとか、ステッピングモータが悪いとか・・・・

結論としては、彫刻時の送りスピードが早すぎた・・・が
原因のようです、F5000ぐらいがいいのかも。

で、スモークアクリルもなくなり結局クリヤーになってしまいました(^_^;)

でリヤパネル


本日の作業はここまでです、いい勉強になりました。


















2015年8月28日金曜日

やっと再開!!

レーザーカットが開始されて早々、まさかまさかのレーザー管死亡ですが

やっとレーザー管が到着いたしました前回より5日も早かったのですが

精神的には大分遅かった気分です。


では前回より今までの流れを・・・・・



Z軸を独立制御に・・・・・

実際にカットし始めてみると、レンズから素材までの距離に
大きくカットが影響されます、

レンズからの焦点距離は50.8mmなのでこの寸法にあわせれば
いいわけですが素材の反り、テーブルの高さ違いなど
けっこうZ軸を動かしたいわけです、

そこでZ軸を完全独立して手動制御に変更いたしました


マイコンはARDUINO NANOを使用致しました、

数年前ARDUINOが市場に出回った頃は所詮素人向け、学生向けの

おもちゃと笑っていましたが、今ではすっかり愛着が湧いています。

僕のように年に数回、必要に迫られて使うような趣味使用では
32BITのマイコンなどまず必要ありません
(どうせ一ヶ月もすれば忘れちゃうし(^_^;)


で基板にちゃんと設置して・・・・・


裏はこんな感じ・・・・



動かしてみます、




でレーザー着弾となったんですが
よくみるとなんか違う?


そうなんです、全反射ミラー側の水路が変わってるんです、
以前の物はミラー側まで水が回るようになっていましたが
今回ではそれが省略されています。



全反射ミラー側





レーザー発射口側の変更はありません。



実際発射してみましたが、特に変わった感じはないんですが・・・


で、電源も・・・・・・


ちゃんと箱に名前が入っています、しかも・・・・・・・


ラップにまで包まれてるじゃありませんか!!

以前はありませんでした。




で新旧外観・・・・・・
特になにも変わっていません・・・
まぁ一ヶ月違いなんで当たり前(^_^;)



レーザーセット、光路調整の前にやらなくてはならないことが・・・・・





そうです、緊急停止ボタンの設置!!


これを押しておけば絶対にレーザーは発射されません

(TESTボタンを押すと電源のLのLEDは点灯しますが発射はしていません)








ここで気持ちを切り替え、モノタロウ2015Tシャツに着替え・・・






とりあえず、軽く画用紙から切っていきます






この空白期間にLaser Engraver も大分勉強致しましたので

仲間の会社のこんなのや


あちらではなくこちらでした(^_^;)





こんなの

(排気ファンありがとうございますm(__)m)






ステンシルの型紙



カミサンへ千社札、材質 タモ



あとは、このゴチャゴチャした制御基板等をなんか箱にいれないと

また事故がおきそうです。


あとあまりにウルサイコンプレッサーですが・・・・・

熱帯魚用のこんなポンプで・・・・



なんか大丈夫みたいです、なんだかな~~って感じ(^_^;)



さぁ明日からのレーザーアプリケーションが楽しみです、乞うご期待!!
































2015年8月18日火曜日

悲しいお知らせ

やっとレーザーカットが出来るようになったわけですが

レーザーのスイッチは手動で行っていました、

これをみら太さんののマネですがZ軸のDIR信号を受けて

レーザーのONOFFする回路を組んでみました



これで全て自動で行うように出来ましたので
色々と切ってみます


MDFの5.5mmや


アクリル3mm,5mmとか



いや~感動もんです、
アクリルがこんなにもスパスパ切れるなんて!

と、調子に乗っていたわけですよ~~(^_^;)
だって1ヶ月かかってるんですからね、僕としてはかなり
長いプロジェクトでした。




ただ1つ気になるのは、いままでうまく行き過ぎてること・・・・

この手の物って大抵途中で致命的なミスやら欠陥が
見つかるわけですよ~~普通

で1週間あたり悩みに悩んで解決!よかったね!
で次のステップに移るわけですが今回は物の見事にない!

おかしい!!

おかすい!!








でカットが終わり、水ポンプを切った時に電話が・・・・


お客様からのクレームの電話でした・・・

延々延々お話を聞いてる途中・・・・・・



バシッ!!シュー!!

「はい」「はい」

シュー!!

「はい」「はい」

もう頭はパニックです(^_^;)


すかさずレーザー電源を切り

電話を終わり何事?ってことで


なんか、水溜まってるんですが・・・・・・



ご臨終です、お亡くなりになりました・・・・・

ここへ来て1ヶ月も生きてられませんでした・・・合唱m(__)m



原因としては

水ポンプ電源がOFF

レーザ電源ON

パラレルポートからの信号は繋がってる

異常に長い電話の途中、何らかの原因でパラレルポートの信号が入る

安全装置は省いているので

レーザーON、

で水は廻っていない・・・・

目視したところヒビ等は確認できませんが

水管のどこかに亀裂が入ったってことでしょうか

いずれにしても、レーザー管、電源共にお亡くなりに

なったようです。

やはりみら太さんの記事にもあったように
安全回路を付けなかったのが大きな敗因でしょう、
さらに言えばレーザー信号と水ポンプは連動にしたほうが
いいかもしれません。

普通だったら安全回路的な物は付けるんですが
今回は省いてしまいました、ちょっと調子に乗っていたようです(^_^;)





でさっそくALIEXPRESSに発注致しました、
着弾は2週間後でしょうか?

























2015年8月17日月曜日

DIY Co2 LASER ほぼ完成!

やっと完成!かと思いきやミラーが割れるという


まさかの事態に陥ったわけですが

その後の顛末です。


ミラーの代替案として、みら太さんが考案したHDDのプラッタ
をミラー代わりにすることで、ミラーホルダーの設計を変更し
すぐさま3Dプリンタで製作致します。

ほんと、適当な思いつきが1時間後には手元にあるというこの
現実・・・・・・・

買って良かった3Dプリンタ・・・・

なんでもっと早く買わなかった3Dプリンタでありますm(__)m




で今回の犠牲となるのはこのHDD、160GBであります


ばらして・・・・


ばらして


ばらして


いい反射です


2プラッタでした
で養生致します。


ミラーホルダーの寸法からすると使えるのは1枚当たり7枚ほど

以前見たTVで「シリコンウェハーの経が大きいほどたくさん
半導体チップが取れる」というのを実感致しました(^_^;)



で最初は金ノコで切り出そうと・・・・


疲れるので

スライド丸のこの登場です




結局1枚はどこかに飛んで行ってしまって6枚切り出しました。



次はミラー押さえに使えそうなアルミの端材を探してきて・・・・・


加工して


曲げて


取り付けます、いい感じです。


以前のミラーホルダーから交換致します。





さっさとレーザーテストをしてみたいところですが、昨日のハンパでない煙に
ビビっていますので、まずは蓋の取付から・・・・



固定アッパーカバーの取付



で丁番を取付て


完成であります。

アクリル板はすでに取付済。


開けたところ、なかなかいいです。


でやっとレーザーカッティングです!




すばらしい!!
自画自賛!


まだまだ調整箇所、パラメータ決定などやることは山ほど


ありますがほぼ完成であります。

がしかし・・・・・・



なにが気になると言えば



音です。



実際に動かすと、その音の大きさが凄く気になります
一番ウルサイのはコンプレッサ・・・

静音タイプとありますが、何を基準に静音なんでしょうか?
今どきの大工が使ってるコンプレッサーよりもしかするとウルサイんじゃ
ないでしょうか?(値段は10倍ですが)

まぁこれはどこか遠くに置くとして・・・・

次にウルサイのはレーザー電源のファン・・・・

このファン、温度を検知して動き出すようなインテリジェントなタイプ
ではありません、「電気が来たから俺は動く」的なある意味
潔い感じのファンなんですがこの音がハンパありません。



倉庫に転がっていたファンを見つけました
大分おおきいですが・・・・・

こんな感じに


ぶった斬ります。



で、ファンが12V仕様、電源が24V仕様なので

LM317で降圧回路を組んで・・・・


取付ます、いい感じです、素晴らしい!!


で電源を入れると・・・・






ブルーに光ります、怪しさがハンパありません(^_^;)



ということで、ブログを初めてから丁度一ヶ月めにして
完成となりました、

みら太さん初め、先人様の情報がなかったらとても
こんなペースでできなかったでしょう。

大変感謝致します、有難うございましたm(__)mm(__)m