今回はアルマイト剥離の実験をしてみましたのでその顛末記です。
みら太さんののブログでアルマイトはパイプフィニッシュで剥離出来るという記事を読みまして早速
購入してきました、お値段250円。安い!
早速100均で買った名刺入れに塗布し様子をみてみます、
右下(光の反射ではありません)の部分、これ塗布して僅か数十秒のことです、
すごい!期待が持てそうです!
で、材料なんですがアルマイト済みのアルミ板てそうそうあるもんじゃなさそうです、
出来れば300角ぐらいで厚みが1,5mmぐらいの物がいいのですが見つかりませんでした。
なら建築材料のフラットバーしかないってことで知り合いに聞いてみると
最高で70mm幅までなら取り寄せられるそうなので4M買っちゃいました。
でこれを300mmで切って
早速実験開始です。
まずはJWCADでデータ作成し
フラットバーにマスキングテープを貼ってからベクターカット致します。
その後余分な部分のマスキングテープを剥がし、いよいよパイプフィニッシュの
に漬け込みます。
流石に漬けてすぐには何も反応はありません・・・・・・・・
30分経過
なんか切り口のあたりから泡が出てきました、このまま反応が進めばラッキーです(・∀・)
2時間経過・・・・・・・・・・
なんか全体に泡が出てきましたが割り箸で突いてみてもあまり変化ありません、
なんとなくイヤな予感を抱きつつ、この日は寝ました・・・・・・(^_^;)
次の日・・・・・・
結局10時間漬け込みましたがほぼ変化はありませんでした・・・・・・
やはり100均のアルマイトと建築材料で使うアルマイトは厚みが違う気がします。
なら・・・・・・
一回レーザーで燃えて貰おうじゃないのっ!ってことで
アルマイト剥離する所を一回レーザーで焼いてみます、
その前にラスターデータをフォトショップで作成致します。
結局マスキングしてもしなくても剥離しないのでマスクする必要はないと思いますが
念のためマスキングテープを貼った上からラスター加工致します。
レーザーが当たった所は色が白っぽく変化します。
一応念のため2回レーザーで焼いてみました。
で再度パイプフィニッシュに漬け込みます
5分経過・・・・・・・
やな雰囲気が立ち込めてきた10分後、突然変化がありました
全体から気泡が立ってきました!
これは下地のアルミと反応して水素が出ているそうです。
その後黒アルマイトのかけらみたいのも出始め・・・・・・
刷毛で撫でるようすると、ボロボロアルマイトが剥げ落ちてきます。
完全に下地のアルミがでてきました。
その後水洗いをしたものがこちら・・・・
アルミはすぐ腐食しますので、すかさずアセトンで脱脂、ミッチャクロン塗布
さらに上からクリヤーを吹いて完成です。
一応アルマイト剥離の工程の流れが確立した感じです。凄い!
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